W![]() 2007年8月 |
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会社員のイサム・27歳(仮名)の愛車は昔から(友人のあるルートで)いつも車を安く購入していた。 イサムは車でお店やコンビニに行くと、必ず車に鍵をつけっぱなしで買い物をしていた。更にエンジンをかけたままで買いに行くこともあった。
ある日、イサムはいつものように仕事が終ったあと車で行きつけのコンビニに向かった。 今日はレジに行く前についでに雑誌を買おうとして雑誌コーナーで本を選んでいると、急に自分の愛車のライトが光り、なんとイサム本人の目の前で車が盗難されてしまったのだ。 「えっ?!ふ、ふざけんなよ!」 慌てたイサムはコンビニを飛び出して追いかけたが、自分の愛車はあっという間に走り去ってしまった。 「かー!ツイてねー!何で俺の車なんだよ!盗難車が盗難されるんか!?」 イライラしたイサムは歩いてしぶしぶ警察に向かった。
…その数ヵ月後、友人達の周りでもすっかりイサムの愛車盗難車事件が噂になっていた。
今度の車には盗難装置は絶対に付けようと考えていたが、お金がなかったのですぐには買えなかった。でも、新しい車になってもイサムは懲りずに鍵をかけない時がほとんどだった。もう鍵を閉めないことがクセになっていた。
その翌日、今夜も会社の帰りにいつものコンビニに寄った。 そして、またイサムは車に鍵をつけたまま店内に入っていった。 「あ、いけね、鍵…。まぁ、5分くらいだからな…」(
イサムは車の事を気にしながらもいつものリポビタンDとお弁当を買った。 「ははは、あの日はやっぱり運が悪かっただけだよなぁ…(笑)」 イサムは笑いながら車に乗り、コンビニの駐車場を出ようとした。
「 ク ル マ カ エ セ 」
イサムはぞっとして、すぐさま車を降りて周りを見渡した。 イサムは間違いなく車を盗難した奴だと思い、絶対に捕まえてやろうと考えた。「犯人を絶対に捕まえてやる。」イサムは何度も何度も繰り返し叫んだ。
その次の日、イサムは犯人を捕まえようとまた同じ時間にコンビニに行った。そして、わざと鍵を車につけたまま店内に入った。 「よーし、早く来い。おまえの正体を見つけて捕まえてやる…。」 イサムは雑誌コーナーで立ち読みをしたふりをして、何十分も待っていた。
「今夜は来ないか…。」
乗った瞬間、バックミラーや車内に異変がないかを念入りに調べた。 (え?!う、後ろの後部座席に人がいる?!まさか?!) 一瞬心臓が止まりそうなほど驚き、目を疑ったイサムはもう一度よく見てみたがバックミラーに人の顔はなかった。 「なんだよ、やっぱり気のせいか…。ったく、勘弁して欲しいぜ。」 イサムはちょっと怖くなっていつも以上に速度を出して急いで家に向かった。
その後、イサムは家に帰る途中何度も何度もバックミラーを気にしていた…
そしてその数分後、家に着く寸前に再びバックミラーを見て誰もいないことを確認し、 ほっとして左横を見た瞬間…、
猫背で包丁を持った青白い男が助手席に座っていた。
「…オマエカ…、ヌスンダヤツハ…?」
「…えっ?!」
キキーッ!! ドンッ! ガシャーン!!
イサムは電柱に正面衝突をしてほぼ即死だった。
…その後、こんな噂が流れていた。
「昔、あそこのコンビニで殺人事件があったらしいよ。 駐車場でいきなり包丁持った男が車に乗ってきて、 車を盗難したあげくに、殺したらしい…。
…その霊が、今日も犯人を探しているんだって。」
オレノ クルマ カエセ…
END
いかがでしたか?この怖い話Wは全くのフィクションです。前作を越える作品を作りたかったのですがいかがでしたか?また次回作をお楽しみに!!みなさんもコンビニや駐車場にいるときは必ず鍵をかけてくださいね。無用心は霊を呼びます…。
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